忍者ブログ
キミ、なっちゅをもらえるかね

2024

0420
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

2008

0805
少し前にiPhone出ましたね。
発売3日間で累計100万台を販売したというだけあって、最近喫茶店などで扱っている人も見かけるようになってきました。

僕やヒトミンはiPod touchを使っています。
お互いお気に入りのイラストレーションや自分の作品を持ち歩けるようになって、ちょっとした時に「これがさぁ」なんてすぐに見せ合えるようになりました。また、絵描きさんやデザイナーが集まるような場所では自分の作品はもちろんのこと、画像として取り込んでおいた自サイトも高解像度で見てもらえることができます。

絵の仕事に繋がるチャンスがあるような飲み会や食事会ってたまにありますよね。出版社の謝恩会とか絵描きの飲み会、デザイナーの交流会とか…。そういった席では光沢紙などの高品質紙に出力した自作品をまとめたポートフォリオを見せてアピールするのが一般的だと思いますが、最近はサブノートパソコンやPSPなどを使って見せてくれる人も増えてきました。

手に取って見ることのできる紙媒体のポートフォリオと、今や多くの人が使い慣れている「パソコンの画面」でプレゼンするのはどちらがより有効でチャンスに繋がるでしょうか。よく耳にする質問ですが、これはどちらが優れていると断定することはできません。それよりもプレゼンを行う人が自分の作風をきちんと把握し、相手のニーズを的確に捉え、より効果的なメディアを選択することが大切ではないかと思います。

パソコンでポートフォリオを見せることは比較的大きな画面で作品を見せることができ、また大量に持ち歩けるという利点があります。しかし一方で起動に時間がかかったりなどの作品性とまったく関係ないところで悪い印象をもたれてしまうことがあるのも事実です。さらに怖いのが「見慣れたインターフェース」の中にあるせいでせっかくの作品が退屈なものの一部のように見えてしまう、ありきたりのもののように見えてしまうことです。拡大縮小が自由に出来ることも不利に働く可能性があります。

では紙媒体ではどうでしょうか。
出力された作品はすぐに手に取ることができ、自分の好きなスピードで作品を見ることができます。そして見せる側が作品の大きさをコントロールできるので、「あちこち粗があるけど、全体の色合いはいいんだよなぁ」なんていう作品は小さめに、自信のある作品は大きく見せることができます。しかし、その軽快さゆえにポートフォリオはまるで道端の本が風でパーッとめくれていく時のように通過されてしまうこともしばしばです。

…うーん、どっちもどっちですね。

さて、ここでiPhone(iPodtouch)です。
国内での普及率はずいぶん高くなってはいますが、優れた「マルチタッチインターフェース」に触れたことのない人はまだまだたくさんいます。この端末の良いところはたくさんありますが、一番は操作自体が楽しいことではないでしょうか。指で画像を左右に流したりタップして拡大縮小したり、「らめえええ」とかいいながらくぱぁしたり、とにかく触っていることが気持ちいいです。

さて、やっと本題です。
iPhoneやiPodtouchでのプレゼンテーションは上の二つのメディアが抱えている問題を両方ともクリアしてくれます。起動は早いし話題性もあるし、作品も必要以上に拡大して見られることはない。解像度は高いし色のメリハリもしっかりしていて、なにより見るための操作が楽しい。さらにいうとたいていの場合実際の実力よりも上手に見えます。(笑)

これってとても大きなアドバンテージじゃないでしょうか。つり橋効果じゃないですが、もしかしたら操作感の楽しさが作品の楽しさとして相手の深層心理に残るかもしれません。少なくとも処理の重いパソコンや出来の悪い製本で見るよりずっといいはずですよね。

iPhoneやiPodtoucheを購入したイラストレータの方はおそらく真っ先に自分の絵を入れていると思いますが、それって思っている以上のアドバンテージなんじゃないかと。ちなみに僕のiPodtouchには3分くらいで描いたと思われるラクガキが1枚だけ入っています。

ダメダメですね。


◆まったく関係ないですが

先日ふと「求めるなかれ、さすれば与えられん」みたいな言葉を久しぶりに思い出して「これだ!」と思いました。昔から知っていましたが、実体験を通して消化できるとこれはものすごい言葉ですね。感動しました。

goodbrush



P.S

壁紙を配布しているサイトは昔からありますが、こちらはiPhone用の壁紙を配布しているサイト。サイト自体がiPhoneに対応しています。まだ国内ではこうしたサイトは多くありません。自分の作品をより多くの人に知ってもらう手段のひとつとして、iPhoneをはじめウィルコムやeモバイルなどの各端末に特化した壁紙を配布するのも有効な手段なのかもしれませんね。

mobile.sciphone

拍手

PR
Post your Comment
Name:
Title:
Font:
Mail:
URL:
Comment:
Pass: Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
そんな
有益な出会いのある集まりがあるときは是非声を掛けてください!
ヒトミン 2008/08/07(Thu)00:59:54 編集
trackback
この記事のトラックバックURL:
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
スポンサードリンク
・about
ルウクデザイン(arico.&goodbrush)のblogです。ラクガキしたり妄想したり酔いつぶれたりしています。たまに関わったお仕事の告知とかもします。

◆管理者:arico.
◆お問い合わせ:
happyoekaki★gmail.com(★→@)

◆twitter:arigatohco
◆pixiv:11390
◆リンクフリー
バナーは上の水色のをお使いください。
レコメンド
tumblr


★INTERVIEWS
google検索
スポンサードリンク
bookmark
ブログ内検索
バーコード
最新TB
アクセス解析
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP