さみしい男

とある、ちいさな街。


どこにでもよくいる、さみしい男がいた。




さみしい男はさみしい男らしく、さみしく、くらしていた。



１日中、だれと話すこともなく。
まるひと月、だれと目を合わすこともなく。
まる１年、だれとふれあうこともなく。




さみしい男は、夜中の２時にいえの前の自動販売機で、コーラを買う。
さみしい男の父親が備えていった自動販売機で、さみしい男は毎晩、コーラを買った。

夜中の２時は、出稼ぎに行っているさみしい男の父親の仕事が終わる時間。




コーラを半分のみ、さみしい男はひざを抱えて眠る。
さみしい男の１日は毎日かならずこのようにして、終わる。

さみしい男は９年間、そのように暮らしていた。
それは、これからも続くと思われた。
永遠に、続くと思われた。




























































さみしい男は鮮やかな色の中を、かえってゆく。

明日から、また、さみしい１日が続くのだろう。
さみしいひと月が続くのだろう。
さみしい１年が続くのだろう。
午前２時には父親が残していった自動販売機でコーラを買い、ひざを抱えて眠るのだろう。

けれどもそれは。


地平まで続くような鮮やかな緑が、海の青と、空の青と混じり合い、ふくらんだり、縮んだりしながら、さみしい男をさみしい暮らしへ、やさしく運んでいった。

まもなく、さみしい春が。やってくる。


＋＋＋

ボタンとロゴについて秘密的なデザイン作業をしていたところ、脳みそがうんともすんともいわんようになったので、てきとうにかいた。こんなんでも１時間半もかかった。

リフレッシュしたけど、HPなくなった。

＋＋＋

今日は会社の同僚のおとうさんが急死されて、アタシは同い年ということもあってショックを受けた。

おもうところ多々あり、いろいろと再確認した。

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レーシックについて、なやんでいる。
細かく、精密な作業をするときに、今の目の状態はよろしくない。。

＋＋＋

ねよう。


＋アリコ＋

P.S


いいことがあったからってゆだんするな。