石とミナモと水しぶき

催事前のどたばたちゅー。

コミチヤもだんだんとせまってまいりました。
年の瀬もせまってまいりました。
いろいろとせまってまいっておりまス。

さいきんは、漫画家の大御所みたいに新しいものに挑戦しないとか、ぜんぜん工夫しないとか、ぜんぜん絵がうまくならないとか、そういうものの中にも美があるような気がしてきたのでス。正直アタシには受け入れがたいんだけど、そゆものの持つ安定感とか普遍性とか、たしかにあって、それには確かにニーズみたいなのがあって。

よのなかには色んな価値観がまざじりあいながらもちゃんとうまいことバランス取りながら一緒に生きとって、ちゃんとそれぞれに良いとゆうてくれる人がおるようにできとる。不特定多少数相手のネット商売をするものにとっても、このよで暮らすひとりのヒトとしても、そゆコトって無視してはならんなーっておもう。

変わらないことは良いことでわろいこと。
見かたしだいでどっちにもなる。だからきめつけてはあかんのでス。だけど、きめつけたっていいのでス。どっちもありありでス。よのなかにどんなふーに関わってゆくかは自分の勝手なのでス。

色んな形の石をなげこんだら、色んなしぶきが　あがるのでス。
たのしいのでス。

そのために、興味深い水面をみつけるのでス。
日々移り変わるミナモをじっと見つめてタイミングをはかり、よいしぶきを上げそうな石を投げいれる。わくわくと伏してミナモにむかうたのしみ。時間はいくらあってもたりまえん。

あー、そろそろダンボールの海に帰りまス。
アンティークのテディたちがアタシを待っているのでス。
うすぎたないけど、とっても１００歳ちかくてかわいいのでス。

１００年前のイギリスの未知のダニにさされてころげまわる１１月の倉庫はとってもさむいでス。

それにしても、けいたいでんわでたくさん文字を打つのはたいへんでス。

＋ありこ＋