心地よいシカト

毎日にらみ合っているうちにＷＯＲＤＰＲＥＳＳのことが段々分かってきた気がしてきた。わかろうがわかるまいが、とにかく毎日向き合ってみるってことは大事だね。

理解したいもののほうをきちんと見て、理解しようと努める。相手は物言わぬソースコードだから、こちらがやることはただ毎日ソースコード開いて取っ組み合うことだけだ。グダグダ言い訳したり嘘ついたりごまかしたりする人間よりはずっとやりやすい相手だ。

仕事で「都合の悪い質問には一切答えない、触れない」タイプの人間とやりとりをしているのだけど、今日はその最終形態のような人に会い、見事なシカトっぷりにある種感心した。

この手の輩はどこにでもいる。大概は不快でしかないのだけど、テキパキとリズム感良くところどころ無視されるとなんだか心地よくなってしまう。だって、わくわくするじゃないか。

「うふふ、どうやって止めてやろうかなあ。」

なんて。
お金の絡む話だからこっちはネガティブな条件をクリアにしたいわけで、そのリズムを破って絶対無視できないように言葉を投げなくてはならない。表情だとか、間だとか、仕草だとかを使ってとにかく相手のリズムを崩して、そこにこちらの意図をブスリと突き刺す。その駆け引きみたいなのが妙に楽しかった。失敗すると合いの手になっちゃって向こうが加速するし、うまく行くと言葉に詰まって答えざるを得なくなる。

彼を「前向きな人」というカテゴリーに入れていいのか分からないけど、こういう人と一緒に仕事したら感情のメリハリがすごいことになりそうだ。どんなタイプでもリズム感のある人は対人で強いね。（日本のラッパーの「ＹＯ！ＹＯ！俺はむちゃくちゃ荒れてた。ＹＯ！俺は抑圧されたキバ。荒川の向こうはチバ。」とかは例外）

日曜日はハピオエ焼肉の予定。
くろまるさんフルボッコの予感。

goodbrush（絵はアリコ）