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キミ、なっちゅをもらえるかね

2017

0820
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2009

0219
おねおね。

朝起きたらお熱が発覚したんだけど、9度以下だったし楽勝だろうとおもって薬飲んで会社に出かけるその途中で「アッー!もしインフルエンザだったら、いけない!」と思っていつも左に曲がるところを右に曲がってすぐ近くの病院に入った。

そこは近代とゆうコトバとはおよそかけ離れた古めかしい病院だった。
薄暗い廊下や診察室傍らの硬い診療ベッドはふるうい記憶の中の風景のようで、ふるうい映画の一場面のようで、アタシはタイムスリップしたようなきもちになった。いや、もしかしたらしてたかもしんないね。

かびくさく重い空気の中では秒針の進みもわろく、すっかり退屈したアタシは「あー」とかちっさくうなりながらかばんを開いた。そこには2009年のポップ・カルチュアに関する雑誌が入っておって、それを広げると裏表紙のビビッドな色がじわじわとひざのあたりまでこぼれた。あうあー現代!

総合病院でもないのにぜんぶで2時間くらい待った。その間3回も名前を間違えられ、2回血を抜かれそうになり、1回違う薬を打たれかけ、骨密度検査ルウムにも呼ばれた。このやかましい時代にこんなに大らかな場所があるなんて。でもそれをいい加減と責める必要もないような気がした。たいていの場合、人間はけっこう、つよいのだ、し。

手際もわろいし、なにごともゆっくり。でもおばあちゃん看護士たちの「インフルエンザ」の発音はよい。流暢に「インホゥエンザ」とかゆいます。アタシはそれを聞いているうちだんだんインホゥエンザだったらなっててもいいかなとゆう気持ちになっていって、そんでそのあとそんなわけねえだろと思った。

そのうちチンパンジーの親分みたいな先生の部屋に呼ばれた。
アタシの知りたかった事実が、ついに明かされる。

「陰性ですので、インフルエンザじゃありませんね。ただの熱です。」

おお。
よかったなあ。でもちょびっとがっかりだなあ。
「先生、タミフルのみたい。」のどまで出かかったその言葉をぐっと飲み込んで、アタシは「ありがとうございました。安心しました。」とゆうた。

そのあと会計までにまた30分かかった。
1920円。

2020円支払って、近くのスーパーでアクエリアスと緑茶、プリンを買って帰った。ぼうっとしたアタマを持ち上げてそらを見上げると、もっちゃりとしたねんどみたいなクモが浮いとった。

病気はお金がかかるな。
でも、病気になったおかげで見えるものもたくさんある。
そんなこんなで、今日も生きておるとでス。

+アリコ+

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