キミ、なっちゅをもらえるかね
2012
まずはこちらから→前日編
前哨戦・ヒルクライム編
前哨戦・ダウンヒル編
レースがはじまる。
前日、といっても4時間前までルーキーの世界に向けたメイドポージング祭をしていた影響であんまり眠れなかったあたくしたち。予定の3時半を大幅に超える4時過ぎに起き始めました。そのあとダラダラととろろそばを食ったりお茶を飲んだりしてしばらく呆けていたらいつのまにか5時をまわり、整列の時間(6時?)に間に合わなそうな感じになってきました。
あたくしたち第11スタートなのです。第11スタートのスタート時刻は7時50分、スタート時間までには余裕があるのだけど、整列が何時までなのかわかりません。時間に間に合わなかったら最終グループからのスタートになるみたいなことがマニュアルに書いてあったので、そうなるのかなー、なんて思っていました。
ともかく、宿を出て富士急ハイランドの駐車場に向かいます。
天候はこんな感じ。
山の上の方は見えない。
でも雨は降っていないのでもってくれればなー、というところです。宿屋のおやじは「多分登りのあいだはもつでしょう!」と断言、あたくしたちはそれを信じることにしました。5000人以上の人たちが今日の晴れを祈っています。富士山はきっとこたえてくださる。
出る前にルーキーがこれを出してきた。
一番の若手なのにこんなものを……と思いながらも、あたくしは常々「こういうのに効き目なんてありはしない!」とか思ってるので、いい機会だし試しに飲んでみました。特に感想はない。
忘れてはならない。
ゼッケンと計測ベルト、あと写真にないけどヘルメットと下りの時に使う防寒着などを入れて預ける袋に貼る番号入りのシールが2枚。服に固定するためのクリップも4個ついています。計測ベルトは足首につけます。
あたくしたちは防寒着等を預ける時間に全然間に合わなかったので、リュックに詰めて持っていくことにしました。防寒着をちゃんと装備しないと下りは自転車、本人ともバスやトラックに強制収容されます。「おれは大丈夫だ!」なんて言い張ってもだめです。登りと同じ気分で下ったりした日にはふもとに至る前にかならずしにます。
(参考:前哨戦・ダウンヒル編)
駐車場に到着して、自転車を組み立て荷物を確認。
ずいぶん遅くなってしまったけど、自転車に乗って会場に向かいます。
服装はこんなかんじ
駐車場そばのトイレ。
ミニベロは珍しいです。
あたくし以外にはジオスともうひとつの2台しか見かけていない。
会場へは自転車で向かいます。
とても気持ちいい道が続きます。
みんな気持ち良さそうに走っていました。道沿いには宿泊施設もたくさんあって、いたるところからロードバイクが出てきます。
ほどなく会場到着。
すごい人!
すごい自転車!
自転車!
人!
トイレ大人気!軽量化HOOOOO!!
即効性の高い軽量化といえばうんこです。
忘れてはならない。
あたくしたちもなんだかんだで11スタートの列に並ぶことができました。特に締め切り時間があるわけではなさそうでした。でも、遅く行くと自転車を置くところがないです。困るのはそのくらい。それも声をかければみなさん親切に空けてくださいます。
会場はソフバン電波ほとんど入りません。
しゃべったり寝転がったりダラダラすごしていたら
第11組のスタート時間が迫ってきました。
うしろの第12組といっしょのスタートみたい。
ざわ・・・ざわ・・・
はじまったー!やったー!
よろしくお願いします!!ありがとうございます!!!
みんなのんびり雑談とかしながら登っていきます。
たくさん走ってるとワクワクしますね!
最初は3人で走っていましたが、そのうちあたくしはサドルの位置が低すぎることに気づいたので「調整してから追いつくから先行って」といって自転車を降りました。これがルーキーとの永遠の別れになりました。
ヒトミンは体調不良でスタート直後からほぼ死体でした。死体がペダルを回して坂を登ってくる!こわい!あたくしも「2合目くらいまでは体力を温温すべし」というのをどこかで見たのでそれを意識してゆっくり走りました。(でも、これは失敗だったかも)
なんにしても、ともかく、ただひたすら登るだけです。
前もうしろも果てしなく自転車の列が続いています。それに先週と違っていろんなペースの人が走っています。あたくしもついていけそうな人を見つけておしりについて走ります。
わりとあっという間に2合目まできました。
あたくしは3合目まで体力を温存しようと思いつつ、少しずつ列を登っていきます。その中には高そうな自転車とかがたくさん含まれており、そういうかっちょいい自転車をパスして登っていくのはちょっと気分がよかったりしました。
途中でミクの歌声とともにママチャリ風のものに乗ったミクさんが抜いて行きました。
撮影しようと思ったらあっという間に先の方に行っちゃったので、一瞬スピードを出して追いついて撮影しようと思ったけど早すぎてまったく追いつけない!なのであきらめました。ミクさんすごかった……。
そのうち、トップグループが下ってきました
早い!かっこいい!
たまに「がんばっていこー!」と声をかけていってくれる人もいました。
上り側は必死です。でもかすれた声で「アウー」とか言っている人もいました。
あたくしは盛大に声を返そうとしたけどあくびが出てしまいこのままでは死ぬのではないかと思うなどした。
すべての給水所に立ち寄るあたくし。
お水をいただき、数分間休憩。
息を整えてコースに戻ります。
登っているあいだはどうやっても心拍180~190くらいになってしまうのです。170くらいで登れたらいいのに。
途中でも190以上が長い時間続いたときは道ばたで降りて休むようにしました。倒れたりしても申し訳ないので。
まるで観客
登っているあいだにガスってきました。
みんなが霧の中から現れ、霧の中に消えていきます。
なんだか幻想的。
姿勢がいい。
のぼっていきます
みんながんばれ!あたくし超がんばれ!
しかし、先週と同じ場所でふたたび太ももがつってしまう。
とりあえず止まってチョコと水分を取ります。
吊ったのは片方だけだったので、あせらずに十分に動けるようになるまでじっくり待って、ふたたび登り始めます。気がつけばのこり2.8キロになっていました。待ち焦がれた平坦区間がやってきました。あとちょっとでゴールだ!
平坦区間は25km/hくらいで走りました。それ以上はふくらはぎが吊りそうだったのでやめておいた。平坦はいいなーしあわせだなー!と幸せに浸っていると遠くの方に坂が見えてきました!その先にはゴールがあります。
ゴールは本当にあったんだ!
(BGM:ゴダイゴ「ガンダーラ」)
最後の坂はかなりきついのです。
まわりはみんなボロボロになりながらゆっくり登っていきます。
アリコ選手は渾身のアタックをかけた!
あたくしもボロボロでしたが、最後にアタックをかけられたことはその後とても良い思い出になりました。あたくしは最後にガッツを見せたのです。こころがつよい。
そしてゴールイン!
やったー!ゴール撤収より前にゴールに入れた!
気持ちのよい達成感に満たされ、あたくし感激のるつぼ。
ゴールを過ぎると10分以上前にゴールしていたルーキーが迎えてくれました。それから10分してヒトミン、3人とも完走ですやったー!
ミニベロがんばった!ありがとう!
ゴールした人たちはみんな楽しそうに過ごしていました。
タフだなーすごいなー
ん?
ヒトミーン!!!!
この喧騒の中、ヒトミンだけが道ばたのゴミみたいに倒れていました。
ヘルメットマン「フッ……だらしない男よ。これしきでくたばるとはな…」
「五合目など児戯に等しい!ワシはこのまま山頂を極めて見せようぞ!」
ヘルメットマーン!!!
ヘルメットを顔につけていると酸素がちょっとしか入ってこないことが判明した。
そんなわけで、あたくしの生まれて初めての自転車イベント「Mt.富士ヒルクライム2012」は無事完走で終わることができました。
こうすればよかったとか、そういうことはたくさんありますが、そういうのも走ったからこそあるわけで、これからもたくさん走っていく中で改善できたらなーとおもいます。
とにかく、無事にゴールまでたどり着いて、元気に戻ってこれたことに感謝なのです。
参加したすべてのみなさまに、
ありがとう!
+ありこ+
前哨戦・ヒルクライム編
前哨戦・ダウンヒル編
レースがはじまる。
前日、といっても4時間前までルーキーの世界に向けたメイドポージング祭をしていた影響であんまり眠れなかったあたくしたち。予定の3時半を大幅に超える4時過ぎに起き始めました。そのあとダラダラととろろそばを食ったりお茶を飲んだりしてしばらく呆けていたらいつのまにか5時をまわり、整列の時間(6時?)に間に合わなそうな感じになってきました。
あたくしたち第11スタートなのです。第11スタートのスタート時刻は7時50分、スタート時間までには余裕があるのだけど、整列が何時までなのかわかりません。時間に間に合わなかったら最終グループからのスタートになるみたいなことがマニュアルに書いてあったので、そうなるのかなー、なんて思っていました。
ともかく、宿を出て富士急ハイランドの駐車場に向かいます。
天候はこんな感じ。
山の上の方は見えない。
でも雨は降っていないのでもってくれればなー、というところです。宿屋のおやじは「多分登りのあいだはもつでしょう!」と断言、あたくしたちはそれを信じることにしました。5000人以上の人たちが今日の晴れを祈っています。富士山はきっとこたえてくださる。
出る前にルーキーがこれを出してきた。
一番の若手なのにこんなものを……と思いながらも、あたくしは常々「こういうのに効き目なんてありはしない!」とか思ってるので、いい機会だし試しに飲んでみました。特に感想はない。
忘れてはならない。
ゼッケンと計測ベルト、あと写真にないけどヘルメットと下りの時に使う防寒着などを入れて預ける袋に貼る番号入りのシールが2枚。服に固定するためのクリップも4個ついています。計測ベルトは足首につけます。
あたくしたちは防寒着等を預ける時間に全然間に合わなかったので、リュックに詰めて持っていくことにしました。防寒着をちゃんと装備しないと下りは自転車、本人ともバスやトラックに強制収容されます。「おれは大丈夫だ!」なんて言い張ってもだめです。登りと同じ気分で下ったりした日にはふもとに至る前にかならずしにます。
(参考:前哨戦・ダウンヒル編)
駐車場に到着して、自転車を組み立て荷物を確認。
ずいぶん遅くなってしまったけど、自転車に乗って会場に向かいます。
服装はこんなかんじ
駐車場そばのトイレ。
ミニベロは珍しいです。
あたくし以外にはジオスともうひとつの2台しか見かけていない。
会場へは自転車で向かいます。
とても気持ちいい道が続きます。
みんな気持ち良さそうに走っていました。道沿いには宿泊施設もたくさんあって、いたるところからロードバイクが出てきます。
ほどなく会場到着。
すごい人!
すごい自転車!
自転車!
人!
トイレ大人気!軽量化HOOOOO!!
即効性の高い軽量化といえばうんこです。
忘れてはならない。
あたくしたちもなんだかんだで11スタートの列に並ぶことができました。特に締め切り時間があるわけではなさそうでした。でも、遅く行くと自転車を置くところがないです。困るのはそのくらい。それも声をかければみなさん親切に空けてくださいます。
会場はソフバン電波ほとんど入りません。
しゃべったり寝転がったりダラダラすごしていたら
第11組のスタート時間が迫ってきました。
うしろの第12組といっしょのスタートみたい。
ざわ・・・ざわ・・・
はじまったー!やったー!
よろしくお願いします!!ありがとうございます!!!
みんなのんびり雑談とかしながら登っていきます。
たくさん走ってるとワクワクしますね!
最初は3人で走っていましたが、そのうちあたくしはサドルの位置が低すぎることに気づいたので「調整してから追いつくから先行って」といって自転車を降りました。これがルーキーとの永遠の別れになりました。
ヒトミンは体調不良でスタート直後からほぼ死体でした。死体がペダルを回して坂を登ってくる!こわい!あたくしも「2合目くらいまでは体力を温温すべし」というのをどこかで見たのでそれを意識してゆっくり走りました。(でも、これは失敗だったかも)
なんにしても、ともかく、ただひたすら登るだけです。
前もうしろも果てしなく自転車の列が続いています。それに先週と違っていろんなペースの人が走っています。あたくしもついていけそうな人を見つけておしりについて走ります。
わりとあっという間に2合目まできました。
あたくしは3合目まで体力を温存しようと思いつつ、少しずつ列を登っていきます。その中には高そうな自転車とかがたくさん含まれており、そういうかっちょいい自転車をパスして登っていくのはちょっと気分がよかったりしました。
途中でミクの歌声とともにママチャリ風のものに乗ったミクさんが抜いて行きました。
撮影しようと思ったらあっという間に先の方に行っちゃったので、一瞬スピードを出して追いついて撮影しようと思ったけど早すぎてまったく追いつけない!なのであきらめました。ミクさんすごかった……。
そのうち、トップグループが下ってきました
早い!かっこいい!
たまに「がんばっていこー!」と声をかけていってくれる人もいました。
上り側は必死です。でもかすれた声で「アウー」とか言っている人もいました。
あたくしは盛大に声を返そうとしたけどあくびが出てしまいこのままでは死ぬのではないかと思うなどした。
すべての給水所に立ち寄るあたくし。
お水をいただき、数分間休憩。
息を整えてコースに戻ります。
登っているあいだはどうやっても心拍180~190くらいになってしまうのです。170くらいで登れたらいいのに。
途中でも190以上が長い時間続いたときは道ばたで降りて休むようにしました。倒れたりしても申し訳ないので。
まるで観客
登っているあいだにガスってきました。
みんなが霧の中から現れ、霧の中に消えていきます。
なんだか幻想的。
姿勢がいい。
のぼっていきます
みんながんばれ!あたくし超がんばれ!
しかし、先週と同じ場所でふたたび太ももがつってしまう。
とりあえず止まってチョコと水分を取ります。
吊ったのは片方だけだったので、あせらずに十分に動けるようになるまでじっくり待って、ふたたび登り始めます。気がつけばのこり2.8キロになっていました。待ち焦がれた平坦区間がやってきました。あとちょっとでゴールだ!
平坦区間は25km/hくらいで走りました。それ以上はふくらはぎが吊りそうだったのでやめておいた。平坦はいいなーしあわせだなー!と幸せに浸っていると遠くの方に坂が見えてきました!その先にはゴールがあります。
ゴールは本当にあったんだ!
(BGM:ゴダイゴ「ガンダーラ」)
最後の坂はかなりきついのです。
まわりはみんなボロボロになりながらゆっくり登っていきます。
アリコ選手は渾身のアタックをかけた!
あたくしもボロボロでしたが、最後にアタックをかけられたことはその後とても良い思い出になりました。あたくしは最後にガッツを見せたのです。こころがつよい。
そしてゴールイン!
やったー!ゴール撤収より前にゴールに入れた!
気持ちのよい達成感に満たされ、あたくし感激のるつぼ。
ゴールを過ぎると10分以上前にゴールしていたルーキーが迎えてくれました。それから10分してヒトミン、3人とも完走ですやったー!
ミニベロがんばった!ありがとう!
ゴールした人たちはみんな楽しそうに過ごしていました。
タフだなーすごいなー
ん?
ヒトミーン!!!!
この喧騒の中、ヒトミンだけが道ばたのゴミみたいに倒れていました。
ヘルメットマン「フッ……だらしない男よ。これしきでくたばるとはな…」
「五合目など児戯に等しい!ワシはこのまま山頂を極めて見せようぞ!」
ヘルメットマーン!!!
ヘルメットを顔につけていると酸素がちょっとしか入ってこないことが判明した。
そんなわけで、あたくしの生まれて初めての自転車イベント「Mt.富士ヒルクライム2012」は無事完走で終わることができました。
こうすればよかったとか、そういうことはたくさんありますが、そういうのも走ったからこそあるわけで、これからもたくさん走っていく中で改善できたらなーとおもいます。
とにかく、無事にゴールまでたどり着いて、元気に戻ってこれたことに感謝なのです。
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