剣豪VS蝉者

大切なつぼも割られる。

セミはスピードと音量では武蔵に勝っていた。しかし、対峙した瞬間、武蔵にセミはつぼを見られた。セミはそのことに気付かなかった。

敗因は、ただそれだけである。

この闘いののち「勝負は汁もの」といわれるようになり、やがて時代と共に現代使われている「勝負は水もの」となったことはご存知のとおりである。

＋ありこ＋

コッコッコッ

そろそろまちに降りるのや。

このくらい気もちにもときどき日が差し込むようになってきた。
ともだちのおかげや。

∬-人-)

＋ありこ＋

３月１９日 ありこ

うすぐらい都会の隅で。

大地震以後、毎日カンパニーに行き、退社後に外食してから別のカンパニーや取引先のお手伝い。帰宅後はお布団をかぶってＰＦ（パーソンファインダー）の登録お手伝いをして、ねる。これは少しだけ。

部屋の電気はほとんどつけない。でも、ものを探したり、散らかった部屋を移動する時にはあぶないから、つける。エアコンは電源からはずした。ＰＣのデュアルモニタも片方だけつけておる。

本を読みたいときは外に出る。公園の灯かりでも本は読めるし、書きものはファミレスに行けば深夜までできる。

さしあたってアタシを動かすのに必要なものはごはんだ。ごはんはお金を払うと作ってもらえる。ごはん代の中には灯かりのある席で読んだり書いたりできる自由も含まれる。節電していても、十分明るいのや。

外でやれるだけやって、部屋に戻ったら少しだけ電気を使う。寒くてもふとんをかぶればしなない。熱いコーヒーがあれば、だいじょぶ。


まだまだこれからのことを考える気もちにはなれない。
でも、そういう人たちも必要だね。


人間は今よりもずっとちいさいエネルギーで暮らせる。

だけど、そうすると困ることもある。
むつかしいね。

＋ありこ＋

カンパニーがはじまる

しっかりと、自分のことをおこなう。

それが一番やのち。

大変なことがあった。
悲しいことがおきた。

アタシは端っこうのほうで震えておった。

まだ渦中だ。
アタシは募金というかたちで過去のアタシたち現地へ送った。これからも少しずつ送る。

あとは、自分のことをしっかり、やる。

余震は続いている。
アタシは生きてる。

けっして、まけはしない。

＋＋＋

みんながかれらを助けたいと思っておる。
でも「かれら」ではないのや。

わかるか。

そんなふうに分けてはならぬのや。

＋ありこ＋

死ぬ気になったら 連絡をくれ

やる気がかんじん。

友の屍を乗り越えて、おれたちは戦うのだ。
けっして、まけはしない。

＋＋＋

５月のコミティアは申し込まないつもりだったのだけどヒトミンから「合同するから番号よろしく！」と言われてそれじゃあと申し込もうとしたらカンパニから宴会になり家に帰れず結局申し込めないままになった。ごめんね。

さしあたり５月のイベントにはやりたいことがないのや。やりたいことは別にあって、そっちをやりたい。ご本の作りかたや発表の仕方も少し変えてゆきたいと思とうのや。そんな状態で惰性で申し込んでもしょがない。たぶん８月のティアも申し込まないとおもわれる。

どんなふうにしてゆくかは実際にそれを始めたらお知らせいたしまス。
ビジョンは、あるのでス。

＋＋＋

それにしてもキュウベエはこわいね。
最初からなんかこわかったけど、これほどどは。

しかし、世の中には別れるとなったら彼氏のベッドへの誘い文句まで暴露しちゃうやつもおり、アニメの中だけが怖いわけではない。男たちは万が一拡散されちゃっても「なにそれかっこいい！抱いて！」と思われるようなコトバで恋人をベッドに誘うように日頃から気よつけろ。

＋＋＋

背中がかゆいのでしぬ。


＋ありこ＋