セミは水中にいどうしたのではないか

そんなわけ　ないない

もう７月もおしまいがみえてきたとゆうのに、アタシはいまだにセミに出会っていない。ただの一度も見ていないし、ただの一度も鳴き声をきいていない。

あまりの出あわなさに「セミはもしかして水中に活躍の場を移したのではないか」なんて考えたりもしたのだけど、本日ついに事態に異変があったのだ。

みちばたに、アブラシカーダの羽が１枚、落ちていたのだ。


あいつら、いる。
ちかくまで、きてる。


非常にIQが高いあたくしはそう直感した。
ていうか、文字通り動かぬ証拠がここに落っこちておるのであり、このものいわぬ動かぬ証拠であるところのセミの死体の一部がセミがたしかに陸上で活動しておることを雄弁に語ったのである。

羽を見て夏を知る。
１を見て１０を知るどころではない。

天才のしわざだ。

＋＋＋

今日は土用の丑の日ながら雷がすげえライトニングにいなびきまくっており、帰り道ヒヤヒヤ、ウナギ屋は天も裂けよと空を睨みつけ、やきとり屋はただひたすらにわとりをうわとりと名付けなかった日本の過去と平賀源内を呪った。

下々の者どもが混迷を極める中、優秀でうつくしく無限の富とＩＱをもつあたくしは雨を避けてさっそうと西友に降臨すると、かさ袋を２枚がさねに重ねてお夕食の買出しタイム。

キャベツやすーい。
トマトたかーい。
じじいどきなさーい。

ハハハ

うなぎを購入した。

（すげえなげやりなまま終了）

＋arico.＋