キミ、なっちゅをもらえるかね
2012
見んなよう。
家飲み無期限停止宣言より3日くらいたったのかしら。あたくしはあれ以来も変わらず順調にアルコールを摂取しております。そして朝はギャーイと叫んで目覚めます。
なんでいつのまにか飲んでてしかも朝になっておるのや!
強い意志で断ち切ることが必要です。
お酒、だめ、ぜったい。
このままではまたあたくしの体内でストライキが起きてしまう!赤の広場に小人たちが集まってしまうし超大規模なマスゲームも始まってしまうでしょう。そしてそれを見守る国民たちが折り目正しく姿勢はよろしく、超高速で手を鳴らすでしょう。あたくしはこの拍手を北朝鮮拍手と呼んでおります。北朝鮮という国のことはさておいて、あの管理が行き届きすぎたコミカルな感じはとても美しいのです。おそらく普通にだらだら拍手してるのとか監視員に見つかったら処刑されるでしょう。
あたくしの体内では崩壊前のソ連のようなひどい状態が続いています。あんなに勤労意欲に燃え、いきいきと生活していた労働者たちは毎晩酒に溺れ、朝になると行き倒れたまま凍って発見されます。今や泥酔者のいのちを守る警ら部隊ですら酒に溺れ朝になると行き倒れたまま凍って発見されるほどに、アリコ社会は末期症状を見せているのです。その数は毎朝数千人に及びます。
絶対にこのままではいけないのです見過ごしてはならないのです対策が必要なのです。
まず一度わが連邦を解体する必要があります。ペレストロイカであります。プライベートにおいて堕落しきったわが連邦各国をそれぞれ独り立ちさせ、自律的に振舞わせる必要があります。
例えば手。
あたくしの手はお酒を無意識に手に入れ、ノールックでふたをあけ、中の堕落液をあたくしの口に注ぎ込みます。
次に口。あのだらしないアバズレはどんな堕落した液でもみだらに受け入れる本物のビッチです。パカパカパカパカ開きやがって……
のどと胃に罪はありません。手と口が悪い。
そしてもっとも被害を受けているのが肝臓です。どうして毎晩不得意とするアルコール分解体の強制労働をさせられなくてはならぬのか。理不尽にもほどがあります。彼らは日々弱まっており、しかも休日はないのです。このままではまもなくしぬでしょう。
もちろん、最大の戦犯は脳みそです。連邦指導者が腐っていることは、我が連邦において最悪の事実であります。やつが苦しい連邦運営の中で私利私欲のために「最優先事項」などと言いはばかって毎日飲酒許可証に判を押すことを防がなくてはならないのです。許してはならぬのです。判をうばえ!壁を叩き壊しブロンズ像を倒せ!酒をぶちまけて工場をこっぱみじんにしろ!規則ッ!正しい!人生を!ペレストロイカするのだ!
ところで、ペレストロイカとリストラってニュアンス似てるんじゃないでしょうか。どちらも再構築的な意味らしいし。
あたくしいい年ですから、もっと時代劇に出てくる昔の侍みたいにシャンと省エネに、それでいてストイックに暮らしたいのです。街の平和も守る。でも、HEROへの道はとても長く、険しいのです。
ともかく毎日会社上がりにいつのまにかお酒を飲んでいるあたくしを厳しく監視・制圧する必要があります。あたくしの中には堕落したあたくしと毅然と悪に立ち向かうあたくしと、あたくしを厳しく監視し時には強硬な手段にも訴えるSWATがいるのです。
そして、それらを統括しコントロールするのが、脳です。
あれ?
+ありこ+
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2012
はたらけはたらけ。
ハブアグッドウィーンクエンドを宣言したのちのあたくしの週末はたいへん充実しておりました。仕事して仕事して仕事して仕事して仕事して仕事して仕事してトラブルに巻き込まれたのち仕事して仕事して飲みに行ってそのあとは抜け殻みたくなってダラダラしておったのです。ダラダラするのはいい。とてもいい。
ダラダラするということは、実は非常に高度なテクニックと準備を要するのです。心に憂いや迷い、心残りなどがあればダラダラできません。純粋にダラダラするためには、脳裏に「あれやらなくっちゃ」とか「あれやってねえええ」とか浮かんではならない。そんな濁った心でダラダラしても後悔が残るだけです。
青空の下、鮮烈なキャベチのグリーンに包まれて、まだ見ぬ羽をもぎられた青虫のようにのたうちまわったり、フライパンから床にスライドしてしまったオムレツのように静かに佇んだり、誰も訪れぬ廃村の一番奥にある地蔵のように心を空にして冷え固まったり。おのれの中に生じるナチュラルでオーガニックな風にすべてを委ね、オネスティなレスポンスを心ゆくまで堪能する。それが、真なるダラダラの道というものです。甘く見てはならない。
どうでもいい。
日曜の夜遅くには飲みにも行けた。
夢がない。
あたくしたちの未来は、まっ暗だと言われておる。でも、あたくしたちの未来を照らすのはあたくしたちでもあるのであり、あたくしたちは自分たちが発する光で未来をかよわくでも照らしてゆかなくてはならないのです。負けてはならない。
できることならば楽してもうかってそのあとなんかうまいこといって最終的に不労所得だけで死ぬまでだらだらしたいけどそういうのは無理だしきっと楽しくないので、楽してもうかってそのあとそれなりにやりたいことやって失敗したりとかしながら生きていきたいとあたくしは考えています。
ある日、ひょんなことから空から降ってきた少女の導きによって98歳のあたくしが孫を守って大ドラゴン軍団とがっぷり四つの猛激戦を展開し、最終的にこれ以上の損害を出すことを恐れたドラゴンの長に認められたりして凱旋するけど祝賀会でもちをのどに詰まらせて即死するとか、そういうのんがいいな。
70年後、おばあちゃんになった孫は子供たちに話すのです。「わたしはあの絶望的な森のなかで、あのひとに守られたの。あのひとはどんな敵も恐れはしなかった。一切の躊躇なく、勇敢に向かっていったわ。自分だって、もうとっくに老人だったのにね。あのひとは自分が老人であることなんて考えもしなかったのかもしれないわね。謎に満ちた不思議なひとだったけれど、わたしにはわかるわ。あのひとはただ、目の前で愛が消えることを許せなかっただけなの。本当はさみしい人だったのかもしれない。」
「でもね、たったひとつ、わからないことがあるの。もちで即死するとかおかしくない?」
集った親族たちはみんなうなづいた。
孫、いや、フランスを代表する大資本家、アンナ・フィッシュバーグ・ネオナチスケベスキーはその翌日マンナンなんとかのほんにゃり畑をのどに詰まらせて即死した。
+ありこ+
2012
2012
もしゃもしゃ
昨日宣言いたしましたハウス飲み無期限停止は本日6月9日土曜日からに変更されました。しかし、土日祝日はハウス飲み無期限停止事務所(独立行政法人)がお休みのため、実質上は6月11日月曜日からの施行となります。
昨日はカンパニーを出てうちに帰るあいだに「さよならビール」と称してハイボールを1本飲み、そのあとのこといろんなことになって気がついたら朝になっていました。夢で芥川賞を受賞したりなどもした。起きたら手元には何も残っていなかった。
今日の絵は熊田曜子のグラビアをもしゃられました。熊田曜子はすごいもしゃり甲斐のあるボディをしていらっしゃいますので、あたくしは熊田曜子のことが好きになった。なんというか、骨とかすじとか、普通はふくよかで柔らかいラインに吸収されて見えないものがよく見えるのがいいです。熊田曜子は見えるのです。一回の日記にこんなに熊田曜子熊田曜子と書いていると熊田曜子での検索順位が高まってしまいますが、タイトルも熊田曜子にしてしまったので熊田曜子好きな誰かが熊田曜子で検索したらいつの日か0.0002秒で1位に表示されてしまうかもしれません。
その場合、アフィリエイトに熊田曜子関連商品をブログに貼り付けておくと熊田曜子関連商品が飛ぶように売れて、あたくしには銭洗弁天さまも驚愕する猛収入の嵐が炸裂し、中野に熊田曜子御殿が立つでしょう。その際、あたくしの熊田曜子御殿は宮大工に作っていただきます。あたくしは死にますが1000年後には世界遺産になるでしょう。
それはそれとして、模写はとても勉強になるけどやっぱり色々と想像しながら考えてやらないとあんまし意味ないですね。それに実際の人体のバランスは必ずしもそのまま絵にしたとききれいとは限らぬません。(限らぬません)なにしろトレスしたっておかしいときがあるのです。ふしぎね。
リアルな絵であればそのままでもいいけれど、デフォルメされたような絵だと描いているあいだにすら何かがおかしいと感じてしまうのです。その、何かがおかしい感じというのは、要するにバランスに対する違和感なのですが、それ以外にも単純に絵がへたくそだからというのんもあります。上手な人はこういうところがたいへん上手です。見つけしだい甘い言葉で誘って火あぶりにしましょう。(ランキングが上がる)
模写というのんは、正しい言葉の意味は知りませんが、モチーフをそのまま写し取ることのようです。見たままに描ーく。近寄ったものは斬ーる。女子の下っ腹はふわふわ(FUWAFUWA)。そんな感じです。あたくしが先ほど申しあげていたのは、模写というかモチーフを見ながら自分の絵に変換し、出力することについてです。そういうのなんて言うのかしら。
ともかく、オリジナルのキャラを描く場合グラビアとか見ながらは大いに結構なのですが、模写よりの心もちで描いてしまうとマージ・シンプソン(ザ・シンプソンズ)の顔にレディ(コブラ)のボディみたいなおかしなことになる傾向があります。こうなった場合、描いている最中に異変に気づくことはできても修正をはかることは至難の業です。考えれば考えるほど、線を重ねれば重ねるほど地獄の奥深くへ堕ちていきます。このおそろしいるつぼは絵を描く人間にとっては必殺の威力を持っており、ここから抜け出すには1度作品から物理的、心理的に離れるか、勇気を出してデリートする以外に手はありません。
イラストを制作するということは、常にこのおそるべきるつぼに囲まれて戦い続けるということです。鳴門の渦巻きの中を進む船のように、イラストレーターたちは慎重に、けれど大胆に線を、色を重ねてゆくのです。
そして、この、進んだ距離がイラストレーターのちからになるのです。うずまきに巻かれたってその場でグルングルン回るだけで決して死にはしない(短期的には死にます)ので、積極的に進みましょう。
絵がうまくなりたいね。
でも、お金のほうがもっとすきです。
+ありこ+
2012
ちかたないね。
シュババって描く界で上手になりたいあたくしではありますが、数分とかはちょっと短すぎるのです数分という時間は一切の推敲修正を許しません。
でもバンジージャンプみたいで楽しいのです。
酔っ払ってなければ最高なのです。人生の貴重な時間をうばう家飲みをやめたいんや……なんて思って、追われるように家飲みをやめようとしたら路上飲みにシフトしてしまってますますクズくなってしもうたのです。毎日べろんべろんですヒャッハー!ネコチャンダァァァ!
お酒を飲むと食欲が増進されるので、つい食べてしまうのです。それにお酒を飲むと自転車にも乗れません。お酒を飲むと寝てしまいます。お酒を飲むと正常な判断力がなくなって誰かを罠にはめたくなります。お酒を飲むと……
なにもいいことがない。
友だちと一緒にお酒を飲むのは楽しいです。お酒を飲んでいるからこそ話せることもあるし、酔っているかどうかは別として、お互いにお酒を飲んでいることで腹を割って話せるということもあります。一緒にお酒を飲むことは、そういう、心理的な距離において近しくなれることでもあるのです。
しかし、家飲みはどうでしょう。カンパニーを終えて、コンビニでお酒買って、歩きながら飲んでいるうちにべろんべろんなってそんで寝ちゃって朝になっちゃってカンパニがーはじまる。つまり、これだと記憶上は労働と泥酔だけの人生になってしまうのです。むなしい。これはむなしい。そんな人生はだめです。あたくしはカンパニがおわったあと豊かなもの作りの時間を楽しみたいのです。ブランデーとかちびちびやりながら……いや酒はだめだ。
昨日、ツイッターで「ナースが聞いた「死ぬ前に語られる後悔」トップ5」という記事が流れてきました。
「人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。」という記事です。非情に興味深いので、どのような年齢の方も読んでみてください。
あたくしは今のまましんだら「自分自身に忠実に生きすぎた」とか言って死ぬことになりそうですが、でも忠実にしすぎた部分がお酒飲み過ぎとかいやです。いやでござる。はなすでござる。
うーん。他の人がどうかは知りませんが、あたくしに限って言えば、「こうありたい」、「こうあるべき」という自分の姿というものは常にあって、それと今の自分があまりにかけ離れているとなんとなく罪の意識を感じます。
それともうひとつ、「時間を大切に、有意義に使いたい」という強迫観念のようなものがあって、それに対しても同じように自分の暮らしと照らしてちゃんとできていないと罪の意識を感じます。
今挙げたふたつ以外にも、そうあるべき、でもそうではない気がする、ということで罪の意識を感じて自分を責めるようなことがらはたくさんあると思います。イベント時に前々から告知していた新刊が自分の怠慢の積み重ねによって出せなかった時とか。
ものごとにおいて最も大切なのは目的意識だといいます。なんのためにそれをするのか。そのことを見すえた上で、じゃあどうやってそれを達成しようか、と考えるのがただしい手順です。もちろん現実では結果が大事ですが、もっとも人を育てるのはプロセスにおいてどう考え、どのように他者とコミュニケーションを取り、どう行動したかです。
あたくしは平凡な市民ですのでいまいちよくわかりませんが、本当は人生もそうなのだと思います。でも、わかっちゃいるけど、それを真剣に受け止めて日々を大切に生きていくことができないのです。人間は……ではなく、あたくしがだめなのです。
しかし、たまらなくおいしいものが高いカロリーであるように、だめな暮らしは甘くおいしいのです。それで、人生には甘みも必要ですから、まったくムダというわけでもないのです。だけれど、甘みだけ摂取して生きることは、最後に後悔を残すようです。むつかしいね。
他人にはやさしい自分でありたいです。
自分にはきびしい自分でありたい。
まぁ、そういうことはいいとして、
泥酔して2日連続寝坊とかね……。
そんなあたくしも愛おしい。
あたくしは今日、家飲み、路上飲みの無期限停止を宣言します。
これは訓練ではない。
人と飲みに行くのはもちろんOKや。
昨日はドーナツのひみつを発表したヨ。
今のうちにミスタードーナツの株を買っておくといいです。株主は株価が上がるともうかりますから。株主優待券もいただけますから。
あたくしはドーナツは年に3回食べるかどうかです。
ミスタードーナツよりはらドーナツのほうがすき。
ドーナツには夢があるよネ。
+ありこ+
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